海外からの招待馬と日本馬が対戦する国際G1競走第41回ジャパンカップは、1番人気のコントレイルが直線で突き抜け、2馬身差の完勝でGI5勝目を挙げ、引退レースを有終の美で締めくくりましたね。
2着にはオーソリティ、3着シャフリヤール。
コロナ禍の中、産まれた三冠馬で、暗い世の中に光を差し込んでくれた馬で、どうやらディープインパクト産駒牡馬によるジャパンカップ制覇は初なのだとか。
昨年は、最強牝馬アーモンドアイ、3歳牡馬無敗3冠コントレイル、3歳牝馬無敗3冠デアリングタクトというBIG3の激突となったのですが、今回は今年のダービー馬シャフリヤールだけでなく、過去のダービー馬、ワグネリアン、マカヒキも出揃い4代にわたるダービー馬対決が注目されたのですが、やはり4歳世代が強かったですね。
ちなみにダービー馬の順位は、
- コントレイル(4歳)・・・1位
- シャフリヤール(3歳)・・3位
- マカヒキ(8歳)・・・・・14位
- ワグネリアン(6歳)・・・18位
また鞍上の福永祐一騎手は悲願のジャパンC初制覇を果たし、「夢のような時間でした。今までのジョッキー人生の全てを注ぎ込みましたし、コントレイルには感謝しかありません」と大粒の涙を流しながら愛馬との戦いを振り返っています。
レース後、同競馬場のパドックで実施された引退式では、矢作調教師を背に昨年の日本ダービーを勝った際のゼッケン5番をまとって登場。同調教師は「感無量。コントレイルの子どもで凱旋門賞を取りにいきたいと思います」と話しています。
通算成績は11戦8勝(うちGI5勝)。