GⅢサウジダービー(2/26=キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1600メートル)に出走予定のコンシリエーレが9日、美浦南ウッドで2週前追い切りを消化し、単走で6ハロン82.7―68.0―39.4―12.8秒を一杯に追われまた。

美浦ウッドチップコースを単走で長めからいっぱいに追われ、6ハロン82秒7-ラスト12秒8。

またがった稲垣師は「息を作りたかったし、しっかり負荷をかけることができました。体の使い方も上向いてきた」と納得の表情で、関東は木曜に降雪の予報が出ているため、9日夕方に出国検疫を行う栗東トレセンへ向けて出発し、来週18日の出国を予定しています。

コンシリエーレは、新種牡馬ドレフォン産駒で、ノーザンファーム生産の素質馬で、半姉エスメラルディーナは14年関東オークスを制し、15年には韓国遠征でトゥクソムCを勝っていて、サウジの結果次第ではドバイのUAEダービーへの転戦、予備登録を行った米3冠競走も見えてきます。

新馬→カトレアSと無傷で連勝中で、GⅢサウジダービーでも鞍上はカトレアSに続きルメールが予定されていて、同じレースには、弟のC.デムーロが武幸四郎厩舎のセキフウで出走することになっています。