2021年5月に行われたアメリカ競馬のクラシック3冠レース、ケンタッキー・ダービーでレース後の薬物検査で違反が見つかったメディーナスピリットが優勝を剥奪され、2着だったマンダルーンが優勝馬となったようです。

レース後の薬物検査で禁止物質「ベタメタゾン」が検出されたためで、このベタメタゾンは炎症を抑える目的などで投与されるようですが、レース直前の使用は禁止されていて、これによりボブ・バファート調教師は90日間の資格停止と、罰金7500ドル(約86万円)の処分を受けています。

メディーナスピリットは父Protonico(その父Giant’s Causeway)、母Mongolian Changa、母の父Brilliant Speedという血統でこれまでの通算成績は10戦5勝なのですが、この失格により10戦4勝となります。

しかし、メディーナスピリットは昨年の12月6日、調教後に心臓発作で急死しており、現在、検視が進められていて、詳細なレベルまで分析する場合は最終報告に2か月はかかるのだそうです。

なんだかきな臭いですね。

しかし、オリンピックのフィギュアスケートの件といい、スポーツの世界からドーピング問題がなくなるようにしてほしいですね。